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今年の花粉症についての考察~新型コロナウイルス感染症も鑑みて①~



みなさんこんにちは。大村市の医療法人わたなべ耳鼻咽喉科、副院長の渡邊毅です。


新型コロナウイルス感染症の蔓延により日常生活にも制限がかかる今日この頃です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。


 今年も2月後半、本年は花粉の飛散が例年よりも遅くなったとはいえ、花粉症症状が出現されている方がたくさんいらっしゃると思います。鼻アレルギーガイドラインでおこなった全国的な統計では、スギ花粉症に罹患されている方はなんとほぼ50%にのぼるとのことです。今年は花粉飛散量が多いので、症状に悩まされる方がたいへん多いだろうと予測されます。当院にもたくさんの患者さんがお越しになっています。


当院では患者さんのひとりひとりの症状に合わせた花粉症の治療を提供しています。


花粉症はスギ花粉のアレルギー症状で起こるものですので、

来院にされると症状を聴取し、

その症状に合わせて抗ヒスタミン剤や抗ロイコトリエン薬などのアレルギーを抑える薬を処方し、

鼻づまりや目のかゆみに合わせて点眼薬、俗にいう目薬と点鼻薬などの処方をおこなっています。


内服薬も眠くなりにくい薬、強めの薬、一日の服薬タイミングなど症状や希望に合わせて処方することができます。


ドラッグストアで花粉症の薬を購入することもできますが、耳鼻咽喉科での治療はひとりひとりに合う薬の種類の処方ができるという面や専門の知識によって薬の出し方を調整できるという面においても、確かで安心した治療を進めることが可能です。


花粉症に悩まされ続けてなかなか症状が改善しない場合は花粉症治療の専門医である耳鼻咽喉科へお越しください。


最近、『新型コロナウイルス感染症と花粉症は見分けがつきにくいのではないか!?』と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。~②へ続く~


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