舌下免疫療法スタート ～体験レポート②～

５月も下旬にさしかかりましたね。初夏のようなさわやかな日々が続いていて和みますね。

今回は、前回に紹介していたハウスダストアレルギー（ほこりや猫の毛、塵のなかにあるダニアレルゲンに対するアレルギー）治療薬ミティキュアによる「舌下免疫療法」の治療スタートのレポートの続きです。

5月2日・・・

前の日にもらっていた「ミティキュア」を朝ご飯のあと、歯磨きのあとに　まず自主的にタイマーを準備して服用。子どもでも難しくない服用方法です。

まず①　ミティキュアを１個、舌の下に置きます。　②そのまま1分間待ちます。つばを飲み込まないようにします。このときタイマーで１分間はかります。

③その後、飲み込みます。 飲んだ後は５分間、うがいをしない、　飲み物をのまない、　食べ物をたべない、を注意しましょう。

これで毎日の朝のミティキュアの服用はおわりです。とても簡単です。

治療開始して2日目の感想を聞いてみると、「なんにも気にならないし、続けられそう。」と言っていました。ミティキュア服用開始2日目がアレルギー症状が普段よりも目立つようになることがある、と先生から聞いていましたが見た感じではそこまで目立った変化はありませんでした。ほんの少しだけ鼻アレルギーがいつもよりもある感じなのかな？と思いましたが、本人は全然気にならない、といっていたので薬への違和感は少ないようでした。

舌下免疫療法開始の時にもらっていたブックレットにとても親切な説明が書いてあるので参考になります。家ですることに関しては、難しいことは何もなくとてもやりやすい治療だというのが2日目の実感です。

次回のレポートはミティキュア3.300JAU錠（黄色の薬）を飲み終えた1週間後、２週間目から開始する　ミティキュア10.000JAU錠（ピンクの薬）のレポートをお伝えします。

（このブックレットは舌下免疫療法を開始するときや開始しようと相談されるときにもらえます。イラストと分かりやすい文で参考になり、安心して治療を開始できます。）